フリーランスエンジニアのスキルシートの書き方を徹底解説!記入例や今すぐ使えるフォーマットも紹介!
最終更新日:2026/02/16
業務委託の案件を探す事の多いフリーランスエンジニアにとって、スキルシートは自身の技術や経歴をアピールし、選考通過率を左右する重要な書類です。顧客はまずエンジニアのスキルシートを見て、その人が募集案件にふさわしい人材かを見定めます。それだけに、どれだけ魅力的なスキルシートを作成できるかが、今後の案件獲得の可能性を左右すると言っても過言ではありません。今回は、選考通過率が上がるスキルシートの書き方を徹底解説します。記入例やダウンロード可能なフォーマットの紹介もありますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
スキルシートって何?履歴書や職務経歴書、ポートフォリオとの違いも解説!
スキルシートに記載すべき内容
スキルシートで重視するべきポイント
実際の記入例とフォーマット
最後に
よくある質問
スキルシートって何?履歴書や職務経歴書、ポートフォリオとの違いも解説!
スキルシートとは?
スキルシートとは、エンジニアが自身の保有しているスキルや資格、これまでの職務経歴等をまとめた技術職向けの経歴書の事を指します。
応募先に自身のスキルや、どのように案件に貢献出来るかをアピールすることが主な目的であり、特定の決まった形式があるわけではなく、応募先によってアピール内容を変えることもあります。
よく履歴書や職務経歴書等、他の書類と混同されることが多いですが、それぞれ目的に沿った違いがあります。
それぞれの違いや、スキルシートで重要視されることをしっかり理解することで、選考通過率の上がる、効果的なスキルシートを作成することができます。
履歴書とスキルシートの違い
ここからはスキルシートとそのほかの書類との違いについて説明していきます。
まず履歴書との違いについて説明します。
履歴書は応募者自身の身分や経歴の公的な証明書という意味合いが強く、何よりも記載内容の「正確性」が重視されます。
具体的な記載内容としては、氏名や年齢の基本情報や学歴や職務経歴、資格情報等ですが、採用担当者へのアピールのために表現を工夫するよりも、簡潔に正確に記載することが求められます。
そのためフォーマットもある程度決まっています。
対してスキルシートは、応募者のスキルやこれまでの成果を効果的にアピールできることを重視します。
そのため、内容が正確であることはもちろん重要ですが、内容をどう表現するかに関しての制約は履歴書ほど厳しくはありません。
職務経歴書とスキルシートの違い
次に職務経歴書との違いですが、今回比較する3種類の書類の中では、最もスキルシートに近い書類と言えます。
職務経歴書は、履歴書と併せて用いられることの多い書類ですが、正確性を重視する履歴書とは異なり、業務経験やスキルに重点が置かれ、フォーマットも決まった型があるわけではありません。
応募先に対して、自分自身の業務経験をもとに、スキルや成果、そして応募先にどう貢献できるのか等をアピールすることが職務経歴書のねらいとなります。
スキルシートと職務経歴書の目的はほぼ同一であり、スキルシートは技術職向けの職務経歴書と言い換えても良いでしょう。
ポートフォリオとスキルシートの違い
最後にポートフォリオとの違いを説明します。
ポートフォリオは一般的に、デザイナーやクリエイターの方が用いることの多い書類です。
基本情報に加え、これまでの制作物や作品の紹介を載せ、応募者自身のスキルや成果をアピールすることになります。
アピールという文脈ではスキルシートと目的が同一ですが、スキルシートは職務経歴を通してアピールをするのに対し、ポートフォリオは実際の制作物や作品の情報をアピールに用いるという点でアプローチが異なります。
フリーランスでWebデザイナー等のクリエイティブ職を目指している方はスキルシートだけでなく、ポートフォリオの作成も重要となってきます。
フリーランスエンジニアにとってスキルシートが重要な理由
スキルシートは前述の通り、案件に応募した後、まず最初に採用担当に見られることになります。
そのため、ここで応募者の第一印象が決まります。
この時点で応募案件にマッチした人材であると思わせることができなければ、その後の面接に進むことができません。
また、面接に進むことができた場合も、面接官は事前にスキルシートを確認した上で臨んできます。
応募者の保有スキルやアピールポイント、そもそものスキルシートの書き方等も見たうえで、ある程度のイメージを面接前から創り上げているのです。
そのため、スキルシートは応募者の第一印象となるだけでなく、その後の選考全てに影響を与えることになります。
ここがスキルシートが重要とされる大きな理由になります。しっかりと自身をアピールできるスキルシートであれば、選考フェーズのすべてに良い影響を与えることができます。
スキルシートに記載すべき内容
では、スキルシートには実際どんな事を記載すれば良いのでしょうか。
ここからはスキルシートに記載すべき内容を説明していきます。
基本情報
氏名、性別、年齢、学歴、所在地等を記載します。
特に所在地に関しては、エンジニアの選考においては「最寄り駅」で聞かれる場合が多いため、こちらも記載があると親切です。
職務経歴
スキルシート上で最も重要な内容と言えるのがこの職務経歴です。
自身がどのような案件に参画し、どのような業務に従事してきたのかを記載します。
ここが具体的かつ詳細に記載されていると、採用担当者も応募者がどのような環境でどんな業務を経験してきたのかがイメージしやすく、募集案件にマッチする人材かどうかを判断しやすくなります。
職務経歴は記載内容も多岐にわたるため、それぞれ分けて解説していきます。
期間
参画した案件の期間を記載します。
期間は西暦で年、および月までで表記し、いつからいつまで参画したかと、合計何ヶ月参画していたかも記載します。
業務内容
案件名と業務内容を記載します。
どのようなシステム、アプリケーションの開発だったのか、何の言語やツールを用いていたのか、自身はどのような業務に従事していたか等、具体的に記載します。
役割・規模
参画案件が何人チームで、自身はどの立場(SE、PG等)で参画していたかを明確に記載します。
言語・DB・OS等
参画案件で使用していた言語やデータベース、ツールやOS等を具体的に記載します。
どのような開発環境で業務を行っていたのかを分かりやすくするため、できるだけ網羅的に書きます。
担当工程
参画案件で自身が担当していた工程を記載します。
他メンバーのサポート前提で対応していた場合等は、業務内容の部分で補足を入れておくと親切です。
スキル、得意分野、資格など
自身の得意分野や資格を記載します。
特に様々な業務経験がある方は、経験の幅広さ故に何が得意なのかが分かりにくく、結果として評価が高くならないケースがあるため、自分が最も得意で自信のあるスキルや分野を明記するようにしましょう。
資格も技術的なものにとどまらず、英語等の言語系の資格も評価の対象となることがあるため、忘れず記載しましょう。
自己PR
自身の強みやアピールポイントを記載します。
スキルや業務経験に基づく内容も良いですが、他項目で書ききれなかった内容をここでアピールできると良いでしょう。
スキルシートで重視するべきポイント
基本的なスキルシートの記載内容が理解できたところで、次は評価されるスキルシートにするために、特に重視するべきポイントを解説していきます。
情報は具体的かつ定量的に記載する
記載項目に関係なく、情報は具体的かつ定量的に書くようにしましょう。
例えば業務内容を記載する際には、どのようなシステムを開発するプロジェクトで、何人チームで、どの立場で、何の業務を行ったのか、できるだけ詳細に記載することで、採用担当者もイメージがつきやすくなります。
逆に情報が少なく抽象的だと、どういった経験やスキルがある人材なのかが分かりづらく、評価されづらいスキルシートになってしまいます。
できる限り情報は明確なものになるよう心がけましょう。
情報の更新漏れが無いようにする
スキルシートは常に最新の状態をキープし、更新漏れが無いようにしましょう。
応募者の中には、例えば年齢を更新し忘れていたり、最新の職務経歴を追加することを忘れていたりしたままのスキルシートを提出される方がいます。
情報の更新が漏れていると、実際の業務でも細やかな更新や保存をおざなりにする方なのでは、と推測されたり、直近の期間は経歴的にブランクがあるのでは、と捉えられたりと、採用担当者にマイナスなイメージを持たれてしまう可能性があります。
勿体ない減点をされないように、日頃からこまめにスキルシートの情報を最新化するようにしましょう。
全体の見やすさを心がける
どのような業務経験やスキルがあるかはもちろん大切ですが、それらがしっかりと伝えられるよう、スキルシート全体の見やすさを心がけるようにしましょう。
具体的には、文字の大きさや、不必要な部分での改行が無いかは、文字情報が多くを占めるスキルシートの見やすさを大きく左右します。
また、細かい部分ですが、フォントを揃える、記入欄の大きさや幅を内容ごとに揃えるなど、様々な工夫があります。内容だけでなく、レイアウトや見やすさにもこだわり、よりアピールできるスキルシートを目指しましょう。
契約終了理由を記載する
参画案件の中には、案件都合等、やむを得ない理由で1ヶ月や3ヶ月等、比較的短期間で契約が終了した案件もあるかもしれません。
このような経歴は必ず採用担当者の目に留まります。
採用担当者目線で考えると、多くの案件は長期的に参画することが求められるため、短期で契約終了してしまう可能性があるエンジニアを採用するにはリスクがあると考えてしまうのです。
そのため、自身の経歴に短期案件がある場合、「案件の予算上の都合」等、やむを得ない理由が記載されていれば、採用担当者も安心することができます。
実際の記入例とフォーマット
ここからは、スキルシートの実際の記入例を画像付きで紹介します。
これまで解説してきたスキルシートの記載内容や重視するべきポイント等と併せて、スキルシート作成の際の参考にしてみてください。
スキルシートの記入例
基本情報、得意分野、自己PR等
業務委託の案件の選考においては、スキルシート上の情報に関して、個人情報が特定できるような内容はマスキングされるため、氏名や学歴等は記載内容に一定の工夫が必要です。

職務経歴
参画期間や実際に行った業務、立場等を具体的かつ定量的に記載しています。

フォーマットのダウンロードはこちら
スキルシートのフォーマットはこちらからダウンロードできます。
詳しい記入例は、フォーマット内の「サンプル」シート部分にありますので、ぜひご活用ください。
最後に
今回は、フリーランスエンジニアのスキルシートの書き方について解説してきました。
効果的なスキルシートの作成は、案件獲得の第一歩です。
スキルシートで自身をアピールし、希望案件の獲得を目指しましょう。
また、「スキルシートを作ってみたけどこれでいいのだろうか」「フリーランスエンジニアの案件を探したいけど、どうすればいいか分からない」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。
その場合は専門のエージェントに相談してみるのがお勧めです。
フリコンは、すべてのフリーランスエンジニアにより多くの選択肢を提供することを目指しているエージェントサービスです。
専属のコンシェルジュが案件のご紹介やスキルシートの添削、面接の対策から、稼働後のフォローアップまで全面的にサポートいたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
よくある質問
スキルシートと職務経歴書の違いは何ですか?
基本的な目的はスキルや経験のアピールという点で大きな違いはありませんが、職務経歴書は一般的な就職活動で用いられ、スキルシートはよりIT技術職に特化した場で用いられます。
記載内容も、通常の職務経歴だけでなく使用経験のある開発言語やツール、案件の開発体制等も加えられます。
職務経歴はどれぐらい詳しく書けば良いですか?
案件概要に加えて、自身が担当した業務内容、開発工程、立場の他、使用した言語等のスキル、開発体制とチーム人数は最低限明示するようにしましょう。
採用担当者の中には、IT技術に精通していない方もいらっしゃいます。
初めて見る方でも内容がイメージできるような内容で記載しましょう。
自己PRは何を書けば良いですか?
自身が一番得意としているスキル、もしくは今後のキャリア上での目標など、職務経歴では書ききれなかった内容をアピールして書くと良いでしょう。
スキルシートに決まったフォーマットはありますか?
スキルシートに決まった形式やフォーマットはありませんが、スキルや経験を具体的に書けるものが良いでしょう。
本記事でスキルシートのフォーマット一例がダウンロード可能ですのでぜひご活用ください。









