フリーランスエンジニアの現実は?実際のところをフリーランスエンジニア専門エージェントが徹底解説!
最終更新日:2024/12/03
フリーランスエンジニアを目指す上で、色々と理想の姿を思い浮かべる方も多いと思います。 しかし、それと同時に現実がどうか気になってしまいますよね。 Web上の情報を見ていても机上の空論で書かれている記事も少なくありません。 そこで、本記事では現役のフリーランスエンジニアが現実について解説をしていきます。
目次
フリーランスエンジニアの理想と現実を5つの要素で解説
フリーランスエンジニアと会社員エンジニアの違い
フリーランスエンジニアの厳しい・難しい面
フリーランスの厳しい面に打ち勝つために
フリーランスエンジニアについてどのようなイメージを持たれているでしょうか?
収入が高い
自由な働き方をしている
案件獲得が大変そう
どれも正解であり、間違いでもあります。
なぜなら、「フリーランスエンジニア」と一口に言っても、様々な要因によって違いがあるからです。
フリーランスエンジニアの現実について様々な観点で解説していきますが、その要因についても触れながら解説していきます。
これからフリーランスになりたい方は、是非参考にしてみてください。
フリーランスエンジニアの理想と現実を5つの要素で解説
まずは、フリーランスエンジニアの現実に関して、以下5つの要素を理想と対比した形で解説をしていきます。
年収
働き方
年齢
案件の獲得方法
将来性
年収
年収を上げたくてフリーランスに興味を持った方も多いと思います。
確かに、フリーランスになることで会社員時代よりも遥かに収入が上がる方もいます。
しかし、収入に困ってしまう方がいるのも事実です。
収入が安定するかどうかは様々な要因で変わりますが、一つの要因として案件の獲得方法があります。
エージェントを活用してフリーランス案件を獲得した場合、以下の記事にて解説している通り、収入が安定しやすいです。
フリーランスエンジニアの平均年収!収入を上げるコツも解説
一方で、以下のような仕事の取り方をすることにより収入が安定しない方もいます。
企業へ直接営業をする
クラウドソーシングを活用する
SNSやブログなどの情報発信で仕事を得る
必ずしも収入が安定しないわけではありません。
ですが、収入を安定させたいのであれば仕事探しのプロである、エージェントを活用するのが効率的なわけです。
働き方
次に働き方の現実についてです。
詳しくは、以下の記事にて解説をしている通り、働き方も様々です。
フリーランスエンジニアの働き方とは?会社員との違いを交えて解説
以下のように、フリーランスの理想と思うような働き方をしている方もいれば、そうでない方もいます。
在宅やカフェなど自由な場所で働く
自分の働きたい時間で働く(週3日や1日6時間など)
要するに、自由な時間・自由な場所で働きたいと思ってフリーランスになっても、実現できない場合があります。
なので、先に理想の働き方を明確にして、そのために効果的な選択をしていくことが重要です。
年齢
フリーランスのメリットの一つとして、定年がなくいつまでも働ける点があります。
しかし、一方でデメリットもあります。
それは、50歳を超えてからフリーランスになると、案件の獲得がしづらくなる点です。
例えば、エージェントサービスを活用する場合、50歳以上は案件の紹介をしてくれないエージェントも少なくありません。
そのため、50代から仕事のコネが何もない状態でフリーランスになると苦戦してしまう可能性が高いです。
逆に、20代や30代で実務経験がある程度あれば、問題ないと言えるでしょう。
案件の獲得方法
フリーランスが案件を獲得する方法は様々です。
代表的な方法として、以下のようなものがあります。
エージェントサービスを活用する
知人に仕事を紹介してもらう
クラウドソーシングなどビジネスマッチングサービスを活用する
ブログやSNSで発信する
同業者から案件を流してもらう
企業に直接営業をかける
広告を出稿する
大切なのは、様々な方法を試してみて自分に合った方法を見極めることです。
人によって合う合わないがあるので、これがオススメというのはありませんが、難易度が低いのはエージェントや知人からの紹介です。
将来性
最後は、フリーランスエンジニアの将来性についてです。
近年、働き方改革もあり、働き方が多様化することでフリーランスの人口も増えています。
そのため、仕事を依頼する企業も、フリーランスだからという理由で仕事の発注をやめるケースもかなり少なくなっています。
フリーランスに対する信頼度が上がっていると言っても良いでしょう。
なので、将来性は明るいと言えます。
フリーランスエンジニアと会社員エンジニアの違い
続いて、フリーランスエンジニアと会社員エンジニアの違いについてです。
働き方の観点に関しては、上記でも紹介した以下の記事にて解説をしています。
フリーランスエンジニアの働き方とは?会社員との違いを交えて解説
働き方以外で見ておきたいのが、事務面に関してです。
会社員であれば、下記のような事務処理は会社内の別部署の方がやってくれます。
保険などの手続き
税金の処理
しかし、フリーランスになると基本的にすべて自分でやる必要があります。
そして、本当に自分ですべてやろうとするとかなり大変です。
そのため、税金の処理などはある程度自分で要領をつかんだら、税理士さんへ外注するのをオススメします。
ポイントは「ある程度自分で要領をつかんだら」という点です。
最初から外注しても良いですが、ある程度自分でやるとお金の流れが理解できてオススメです。
フリーランスエンジニアの厳しい・難しい面
最後に、フリーランスエンジニアの厳しい面・難しい面について見ていきましょう。
フリーランスエンジニアのメリットとデメリットは以下でも解説している通り、一長一短あります。
なので、フリーランスエンジニアになって、特に厳しいと感じたポイントを3つに絞りました。
スキルや実績がないと仕事が安定しない
まず、スキルや実績がないと仕事が安定せず、収入が浮き沈みしてしまう点です。
基本的にエンジニアで実務経験がある程度ないと、フリーランスで案件探しに苦戦してしまいます。
具体的には、以下の記事の通り、3年以上の実務経験があることが望ましいです。
フリーランスエンジニアの実務経験1年では不十分!必要な経験年数は?
上記記事でも触れていますが、「エンジニアとして3年経験があればOK」ではありません。
ベストは、エンジニアの中でもPHPだったらPHP、RubyだったらRubyと一つのスキルに関連する実務経験の年数が3年以上です。
エージェントサービスを使って案件を探す場合、3年以上の実務経験があれば案件の話は結構来ます。
なので、フリーランスで失敗するエンジニアのほとんどは、スキルや実績が乏しい方が多いです。
会社員より社会的信用が低い
会社員であれば、「○○会社の△△です」と会社の名前である程度信用されることがあります。
しかし、フリーランスになると会社という看板がなくなってしまいます。
そのため、以下のような審査が通りづらくなることが多いです。
賃貸や住宅などのローン
クレジットカード
なので、もしフリーランスになる前に審査が必要なものがあるなら、会社員のうちにやっておくことをオススメします。
福利厚生がなく休みが取りにくい
フリーランスになると福利厚生がなくなり、有給やリフレッシュ休暇などの休みがなくなることになります。
休みが取れなくなるわけではありません。
ですが、休みを取ると基本的にその期間の収入は止まってしまいます。
割り切って以下のような形にするなら問題ありませんが、継続的に仕事を獲得できる見込みがない方には厳しい一面と言えるでしょう。
1か月の前半で集中して仕事をして、1ヶ月分の働きをする
1ヶ月の残り半分は、休みにして自分の自由な時間にする
また、収入が安定していれば心に余裕も生まれますが、収入が安定していないとそうはいきません。
「休みを取ったら更に収入が減ってしまう」という強迫観念から、メンタルがやられてしまう方もいるでしょう。
フリーランスの厳しい面に打ち勝つために
上記の最後で厳しい面についてお伝えしました。
ですが、それでもフリーランスエンジニアになることで以下のようなメリットがあります。
会社員よりも収入が上がりやすい
副業のハードルが会社員よりも低い
仕事の選択の自由度が高い
経費計上による節税ができる
人間関係の悩みが減る
ビジネスパーソンとして生きる力がつく
会社員のしがらみから解放される
メリットを享受するためにまずオススメしたいのが、エージェントを活用することです。
エージェントを使えば、仕事探しのプロが仕事を探してくれるだけでなく、様々な面であなたのサポートをしてくれます。
効率的に仕事が見つけられるようになるため、自由な時間の確保にも繋がります。
特にこれからフリーランスになる方には、心強い味方であると言えるでしょう。
フリコンも、エージェントサービスの一つです。
エンジニアの方を中心にフリーランス案件探しのお手伝いをしているので、これからフリーランスになる方は一度ご相談ください。