フリーランスエンジニアで年収1千万円を稼ぐ方法と手取りの目安
最終更新日:2024/12/03
フリーランスの一つの目安である年収1千万円。 エンジニアとして年収1千万円を目指している方も多いと思います。 フリーランスエンジニアで年収1千万円を稼ぐには具体的にどうすればいいのでしょうか? 年収1千万円だと手取りはどれくらいになるのでしょうか? そもそも、本当にフリーランスエンジニアで年収1千万円は実現可能なのでしょうか? 本記事では、その真相について徹底解説していきます。 フリーランスエンジニアで稼いでいきたい方は、是非参考にしてみてください。
目次
フリーランスエンジニアとして年収1000万円の実現は可能か?
フリーランスエンジニアで年収1000万円を達成するには
年収1千万円でフリーランスエンジニアの手取りはどれくらいか?
フリーランスエンジニアとして年収1000万円の実現は可能か?
まずは、フリーランスエンジニアとして年収1000万円は実現可能か?について解説していきます。
フリーランスエンジニアの平均年収は859万円
実現可能かという前に、フリーランスエンジニアの平均年収を見ておきましょう。
フリーランスエンジニアの平均年収は、約859万円です。
1000万円には、140万円ほどの差があることがわかります。
それでは、年収1000万円はフリーランスエンジニアでは難しいでしょうか?
年収1千万円には月単価84万円が最低ライン
年収1千万円は、月収に換算すると83.33333…万円です。
要するに、月単価84万円が最低ラインというわけです。
この単価は、仕事内容によるものの、フリーランスエンジニアで十分に実現可能な単価と言えます。
実際にフリコンで扱っている案件の中で、以下のような案件は月単価84万円を超えています。
PMOエンジニア 次世代クラウドシステム横串管理
単価 | 160〜180 万円/月 |
---|---|
案件詳細 | ・PJの全体横串での課題/リスクの洗い出し/対策のトラッキング ・全体スケジュールの進捗報告 ・複数PJスケジュール間の依存関係整理等 |
必須スキル | ・資料作成(PPT、Excel)スキル ・大規模の複数プログラムマネジメントスキル ・アプリケーション構築経験/スキル |
プロジェクトマネージャー サプライヤ向け各種システム
単価 | 120〜130 万円/月 |
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案件詳細 | ・ユーザー側の立場で、開発案件と運用保守を推進していただきます ・担当業務:ベンダーコントロール(開発、運用ともに担当するシステム会社がいます)業務ユーザ、他システムとの調整 |
必須スキル | ・PM/PMO等のプロジェクトマネジメント経験 ・ベンダー、関係部署との折衝経験 ・システム開発工程に関するひと通りのスキル(特に上流) |
SAPエンジニア 基幹システム業務支援
単価 | 120〜130 万円/月 |
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案件詳細 | ・SAP(FI、CO尚良)のAMO業務 ・Solution、Forecasting、UTCase/Resultの受け入れ ・S/4HANAの維持運用+機能改善業務を中心に支援 ・開発、問い合わせ、障害等のマネジメント ・システムエンハンス・改善関連 (オフショアとの連携) |
必須スキル | ・SAP(FI、CO尚良)のコンサル業務経験 ・SAP(FI、CO尚良)の運用、保守経験 |
Rubyエンジニア ECサイトのアプリケーション開発
単価 | 90〜100 万円/月 |
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案件詳細 | ・既存のPHPのレガシーシステムからRailsを利用したマイクロサービスへの切り出しに伴う調査および開発 ・システム安定運用のための技術課題への対応(パフォーマンス改善、テスト導入、改善、DB移行、エラー検知改善、問い合わせ対応 etc) |
必須スキル | ・Webの開発経験 ・RubyonRailsを用いた開発経験 ・AWS、GCPなどのクラウドサービスを利用した開発経験 |
Goエンジニア Push通知自動化システムの新規開発
単価 | 90〜100 万円/月 |
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案件詳細 | 新規案件の性質上、主体性をもって動いて頂く場面も多いため、自発的に動けることを期待するポジションです。 通知に利用しているマーケティングツールに対してPush通知するユーザーをAPI連携する中間サーバを開発するプロジェクトです。 |
必須スキル | ・Go言語での開発経験 ・AWS環境での開発経験 |
上記の案件のように、案件によって年収1000万円は実現できます。
それでは、年収1000万円を達成するにはどうすれば良いでしょうか?
フリーランスエンジニアで年収1000万円を達成するには
フリーランスエンジニアで年収1000万円を達成するためのポイントとして、3つ紹介します。
実務経験は3年以上は必須
まず、実務経験3年以上は必須です。
フリーランスになるだけであれば、以下でも解説している通りで、実務経験1年あればフリーランスになれます。
フリーランスエンジニアは実務経験1年では不十分!必要な経験年数は?
しかし、年収1000万円を達成したいと思ったら少なくとも3年、できれば5年以上の実務経験は必要です。
上記で紹介した案件を見ても、単価にレンジがあるのがわかるかと思います。
それは、スキル・実績によって変わるためで、より単価を上げたいなら経験は何よりの武器になります。
年収1000万円以上を実現しやすいスキル
残念ながらすべてのスキルで年収1000万円が実現できるわけではありません。
例えば、VB.NETやC言語、RPAができるだけでは、年収1000万円は難しいです。
逆に、以下のようなスキルを持っていると年収1000万円は実現しやすいです。
上流工程
AWS
SAP
Go言語
スマホアプリ開発
上記以外のスキルでも年収1000万円を達成できる可能性はあります。
なので、あなたのスキルで年収1000万円が実現可能かどうかは、エージェントに登録するなどして確認すると良いでしょう。
年収1000万円以上の案件を受注する方法
フリーランス案件を受注するには、様々な方法があります。
しかし、クラウドソーシングなどでは年収1000万円を達成するのは難しいです。
年収1000万円を実現するには、以下のような案件受注の方法が効果的です。
フリーランス向けのエージェントを利用
クライアントに直接営業して仕事を受注
フリコンも前者のフリーランス向けのエージェントの一つです。
高単価な案件も扱っていますので、フリーランスエンジニアの案件を探している方はお気軽にご相談ください。
年収1千万円でフリーランスエンジニアの手取りはどれくらいか?
ここまで、フリーランスエンジニアが年収1000万円を達成する方法を解説してきました。
ですが、年収はそのまま全て自分のものになるのではなく、そこから税金などを支払う必要があります。
フリーランスエンジニアの手取りを計算する方法は、以下の記事にて解説をしています。
フリーランスエンジニアの手取りはどれくらい?計算方法と年収別目安
年収1080万円や年収1200万円の時の手取りの目安は載せていますが、ちょうど1千万円の時の手取りは載せていません。
こちらで掲載すると、以下の通りです。
内訳 | 計算方法 | 金額/年 |
---|---|---|
収入 | – | 10,000,000円 |
支出合計 | – | 6,581,980円 |
国民健康保険料 | ((10,000,000円 – 3,000,000円 – 480,000円 – 650,000円) – 430,000円)× 0.0944 | 513,536円 |
国民年金保険料 | 令和4年度の金額で計算:16,590円 × 12か月 | 199,080円 |
住民税 | (10,000,000円 – 3,000,000円 – 480,000円 – 650,000円)×0.1 – 3,500円 – 1,500円 | 582,000円 |
所得税 | (10,000,000円 – 3,000,000円 – 480,000円 – 650,000円)×0.2 – 427,500円 | 746,500円 |
個人事業税 | エンジニアは個人事業税の対象外 | 0円 |
消費税 | 10,000,000円 × 0.1 | 1,000,000円 |
その他生命保険など | – | 0円 |
経費(売上の30%) | 10,000,000円 × 0.3 | 3,000,000円 |
基礎控除 | – | 480,000円 |
青色申告特別控除 | – | 650,000円 |
手取り | 3,958,884円 |
上記の通り、最低限必要な要素+経費を売上の30%で計算をすると、手取りで400万円弱となります
途中でも触れた通り、フリコンは高単価案件も多く扱っているフリーランスエージェントです。
年収1千万円が実現可能な案件も扱っています。
なので、フリーランスエンジニアで年収1千万円を実現したい方は、是非お気軽にご相談ください。