フリーランス事務の仕事内容から案件獲得方法まで詳しく解説
最終更新日:2024/12/02
年々人口が増えているフリーランス。 フリーランスと聞くと、エンジニアやデザイナーをイメージされる方も多いですが、事務職でもフリーランスで活躍されている方はたくさんいます。 そこで今回は、フリーランスの事務職に焦点を当てて解説をしていきます。
目次
フリーランス事務の仕事内容
フリーランス事務で必要なスキルセット
フリーランス事務の案件を獲得する方法
実際のフリーランス事務の求人情報
まとめ
本題に入る前に、会社員でなくフリーランスで事務職をするメリットはどのような点が挙げられるでしょうか?
フリーランスで事務職をするメリットは、主に以下のような点があります。
在宅など場所を問わず仕事ができる可能性がある
時間の融通が利きやすい
会社員よりも高収入が期待できる
ロースキルでも案件を受注できる
自分の専門性や経験を活かせる
上記のメリットを享受するためにも、まずはフリーランス事務の仕事内容から見ていきましょう。
フリーランス事務の仕事内容
フリーランス事務の仕事内容はどのようなものでしょうか?
企業のサポートをするのが主な仕事
まず目的として、事務職は企業や個人のサポートをするのが主な仕事です。
これは、フリーランスだからという話ではなく会社員と共通した話ですね。
企業で働く人材は、大きく2つの役割に分かれます。
売上に直結する職務を行う部署・人材(直接部門)
直接部門を支える部署・人材(間接部門)
事務職の仕事は後者を指します。
一方、前者に関してはいくつか例を挙げると、以下のような業務を行う部署・人材です。
システム会社:システム開発を行う部署
メーカー:商品の開発・生産を行う部署
不動産会社:契約者を増やすための営業を行う部署
上記のような売上に直結する部署が、メインの業務に集中できるようにサポートするのが事務の役割です。
事務と一口でいっても、さまざまな仕事内容がある
ただし、事務と一口でいってもさまざまな仕事があります。
細かい部分を見ると、業種や会社によってもさまざまな仕事内容があり、例を挙げると以下のようなものです。
経理
人事
営業事務
総務
資料作成
スケジュール/タスク管理
データ入力
秘書
電話応対
ざっと挙げただけでも、結構な種類の仕事内容がありますね。
それでは、フリーランスの事務として働くにはどのようなスキルが必要でしょうか?
フリーランス事務で必要なスキルセット
職種がさまざまなため、各業務で必要なスキルは千差万別です。
しかし、共通して持っておくべきスキルはパソコンの基礎操作、主に以下のような操作ができることが大前提となります。
Officeの基本操作
不明点を調べる力
チャットツール(chatwork/Slack/Facebookメッセンジャーなど)
特に上記に関して資格などは必要ありませんが、Officeについてはマイクロソフトスペシャリストの内容が分かる程度だと安心です。
また、業務内容によって持っておくと良いスキル(経理であれば簿記など)、過去に事務職の経験があるかどうかが問われるものもあります。
そのため、あなたが就きたい仕事に合わせて柔軟にスキルを身に付けていく姿勢が大事です。
フリーランス事務の案件を獲得する方法
続いて、誰もが気になる事務職の案件の獲得方法を紹介していきます。
案件を獲得する方法は、主に以下の4つがあります。
クラウドソーシング
企業へ直接申し込み
知り合いからの紹介
エージェントサービス
一つひとつ見ていきましょう。
クラウドソーシングを活用する
クラウドソーシングは、仕事を発注したい人/企業と仕事を受注したい人/企業をマッチングするプラットフォームです。
代表的なものとして、ランサーズとクラウドワークスがあります。
クラウドソーシングの特徴は以下の通りです。
多種多様な案件を取り扱っている
未経験でも受注できる案件がある
仕事受注に当たって提案をする中で力がつく
最大のデメリットは案件の当たり外れが激しいこと
他と比べると単価は少し低め
初心者で自信がない方や副業からはじめたい方は、クラウドソーシングからはじめるのもひとつの手ですね。
企業に直接申し込む
次は、企業に直接申し込む方法です。
とくに積極的に採用を行っているのは、各種アウトソーシングサービス/オンライン秘書があげられます。
今までの経験が必要なものがあったり採用のハードルが少し高かったりというデメリットはあります。
ただし、クラウドソーシングより単価は高くなります。
また、子育ての合間で働く方も活躍しており前例が多いので、柔軟な働き方がしやすいです。
知り合いから紹介してもらう
知り合いから仕事を紹介してもらうのもひとつの手です。
大事なのは、仕事のために人との繋がりを広げるというよりは、日頃から人との繋がりを大切にしておくことです。
「そんなつながりがない…」と思う方もいるかもしれません。
ですが、これから作っていけば問題ないです。
交流できる場に積極的に出向くのもいいですし、今はSNSでもたくさんの方と繋がることが可能です。
仕事につながる可能性は高くないかもしれませんが、気が合う人と繋がっておくと情報共有などもできるようになります。
フリーランスのエージェントを活用する
最後はフリーランス向けのエージェント・マッチングサービスの活用です。
フリコンもフリーランス向けのエージェントサービスです。
フリーランスエージェントは転職エージェントのフリーランス版です。
簡単にいうと、案件獲得のサポートをしてくれる無料で使えるサービスです。
エージェントを使う大きなメリットは、以下4つがあります。
他の方法より高単価が期待できる
仕事探しを代行してもらえる
面倒な契約手続きなどもやってもらえる
個人では受けられないような大企業の案件も中にはある
まずは登録してスキルや希望に合う条件の案件があるか探してみるといいでしょう。
・・・といっても、どんな案件があるかまだイメージついていない方もいますよね。
そこで最後にフリコンで実際に扱っている案件をいくつか紹介します。
実際のフリーランス事務の求人情報
実際の案件から、仕事内容・必要なスキル・月の単価を見ていきましょう。
事務 プロジェクトに関連する管理業務
単価 | 30〜40 万円/月 |
---|---|
案件詳細 | ・学校の情報化を支援するプロジェクトに関連する管理業務を担当 していただきます。 ・具体的には、プロジェクトで発生する発注、仕入、発送、管理帳票の作成、集計、ドキュメントの整理等のサ ポート業務となります。 |
必須スキル | ・Excelでの集計、加工の経験 ・発注、仕入等の事務処理経験 |
事務 現場事務支援/管理業務
単価 | 25〜35 万円/月 |
---|---|
案件詳細 | 現場担当者に関連する事務支援および管理業務を担当していただきます。 具体的には、現場作業で発生する発注、仕入、発送、管理帳票の作成、集計、ドキュメントの整理等のサポート業務となります。 |
必須スキル | ・Officeの知識ある方 ・何らかの事務処理経験 |
【事務】クラウドサービスにおける監査事務局業務
単価 | 40〜50 万円/月 |
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案件詳細 | ・クラウドサービス「OpenCanvas」の監査事務局業務を担当。 ・リーダーとともに業務を遂行していただきます。 |
必須スキル | ・事務の実務経験 ・リーダーまたはサブリーダークラスの経験 ・基礎的なIT用語の理解 ・監査を前提としたドキュメントの読み込み ・理解力(監査規格類(ISO27001/ISO27017)の知識は着任後の学習でも可) |
月の単価としては25-35万円が平均となります。
そのため、税金などを差し引くと20-30万円程度が収入です。
あくまでフルタイムで働いた場合の収入なので、時短などで働く場合はその分収入が少なくなります。
上記はフリコンで扱っているほんの一部の案件です。
なので、より多くの案件を見てみたい方や、あなたの参画できる案件があるか確認したい方はぜひフリコンへご相談ください。
まとめ
今回は、事務職でのフリーランスの働き方に着目して解説をしてきました。
さまざまな仕事内容があり、あなたの得意なことでフリーランスになることが可能です。
要点をまとめると以下の通りです。
事務の最大の役割は、裏方として企業のサポート
どんな職種であれ、必要なスキルはパソコンの基礎操作
案件を獲得する方法で代表的なものは4つ
フリーランスになるか迷っている方も、まずはあなたに合った案件があるかを確認してみるといいでしょう。
何度かお伝えしている通り、フリコンはフリーランスのコンシェルジュサービスです。
今回の記事で一部の事務職案件を紹介しましたが、最新の案件はまだまだたくさんあります。
ご興味がある方は、お気軽にフリコンへ相談いただければと思います。
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