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30代未経験からフリーランスエンジニアになれる?オススメロードマップを紹介

働き方

最終更新日:2024/12/03

30代未経験からフリーランスエンジニアになれる?オススメロードマップを紹介

フリーランスが当たり前になってきた今。 30代からフリーランスを目指す方も多くいるかと思います。 そこで気になるのが「30代からフリーランスになるのは可能なのか?」という点です。 20代の頃に比べて、家族が増えたり役職が上がったり今の会社を辞めるハードルが上がる方も多いはず。 それでは、どのような点に注意してフリーランスになるべきか徹底解説していくので、是非参考にしてみてください。

目次

  • 【大前提】実務未経験でフリーランスになるのはオススメしない

  • 30代でフリーランスエンジニアになる前にやるべきこと

  • 30代からフリーランスになるのにオススメの職種

  • 30代からフリーランスエンジニアになる方法

【大前提】実務未経験でフリーランスになるのはオススメしない

まず知っておいていただきたい点があります。

それは、30代に限らず実務経験なしでフリーランスになるのはオススメしないということです。

よく「未経験からフリーランスになれる」と謳っている方や企業がありますが、あまり信じない方が良いでしょう。

なぜなら、大きく2つの理由があります。

受注できる案件が少ない

実務経験がほとんどないと、受注できる案件が限りなく少ないです。

例えば、フリコンのようなフリーランス向けエージェントを使用する場合、実務経験なしだと紹介できる案件はほとんどありません。登録すらできずに門前払いされることがほとんどでしょう。

それだけで案件の母数が数千件なくなると言っても良いでしょう。

となると、案件を受注する方法として残されるのは、以下のようなものです。

  • クラウドソーシング

  • クライアントへ直接営業

  • 知り合いから仕事をもらう

  • SNSやブログで発信する

  • 広告を出稿する

しかし、どの方法でも実務経験が豊富な方と比較すると、遥かに受注できる案件が少ないです。

単価が安くなり手取りも少ない

そして、仮に実務経験なしで案件を受注できたとしても、単価が安くなってしまいます。

なぜなら、以下のような理由からです。

  • 特別なスキルが必要ない業務になりがち

  • 経験がある方と比べて単価交渉もしづらい

案件にもよりますが、月単価30万以下になることがほとんどでしょう。

つまり、年収でいうと360万円以下、更に以下で解説した計算に基づくと手取りは更に減ります。

関連記事

フリーランスエンジニアの手取りはどれくらい?計算方法と年収別目安

せっかくフリーランスになったにも関わらず、手取りが20万円以下…となりたくなければ、実務経験を積んでからフリーランスになることをオススメします。

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30代でフリーランスエンジニアになる前にやるべきこと

それでは、30代でフリーランスエンジニアになる前にやるべきことは何でしょうか?

必須なこととして、3つ紹介します。

スキルを身につける

まず、フリーランスになるために必要なスキルを身につけましょう。

スキルの身につけ方は、以下のいずれかです。

  • 未経験OKな会社へ転職する

  • スクールで学ぶ

  • 独学する

オススメなのは、一つ目の未経験OKな会社への転職です。

なぜなら、次に挙げる「実務経験を積む」と連動しつつ、安定した収入が稼げるためです。

実務経験を積む

上記でも挙げたように、実務経験を積むのが2つ目にやるべきことです。

実務経験について、更に詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事

フリーランスエンジニアは実務経験1年では不十分!必要な経験年数は?

実務経験を積む方法についても、以下2種類の方法があります。

  • 会社員で経験を積む

  • 本業の傍らの副業で経験を積む

こちらに関してもオススメなのは、前者の会社員で経験を積む方です。

なぜなら、以下のような理由からです。

  • 安定した収入を確保できる

  • 最低でも月160時間は経験を積む時間に充てられる(副業だと数十時間が限度)

  • 仕事の進め方を上司や同僚からしっかり学べる

本業なら最低1年、副業であれば最低2~3年は実務経験を積んでからフリーランスになることをオススメします。

目的を明確にする

フリーランスエンジニアになる前に、最後にやるべきことは目的を明確にすることです。

人それぞれフリーランスになる目的は様々かと思います。

目的の例を挙げると以下のように、なんでも問題ありません。

  • 会社員で働く以上の収入を稼ぎたい

  • 自由な場所で働きたい

  • 自由な時間に働きたい

  • 経験として、一度はフリーランスになってみたい

  • 育児や介護などの傍らで仕事がしたい

会社員で実現できることもありますが、フリーランスでしか実現できないこともあるかと思います。

なので、できる限りフリーランスでしか実現できない目的を明確にすることがオススメです。

30代からフリーランスになるのにオススメの職種

本記事はエンジニアをメインに解説をしていますが、基本的にはどの職種でも言えることです。

それでは、30代からフリーランスになるのにオススメの職種はどのようなものがあるでしょうか?

エンジニア

まずは、言うまでもなくエンジニアです。

エンジニアと一口で言っても、様々な種類のエンジニアがいます。

そして、「未経験からフリーランスエンジニアになるならWebサイト制作がオススメ」と書かれているものをよく見ます。

ですが、正直なところ以下のような理由から、一概にWebサイト制作が良いとは言えません。

  • Webサイト制作を生業にする競合の方が多い

  • エンジニア全体の案件の母数を見ると、Webサイト制作は多くない

  • 高単価な案件を受注するには、デザイン or ディレクターとしてのスキルやマーケティングのスキルも必須

それでは、どのようなエンジニアが良いでしょうか?

選び方は自由なので、以下のようなポイントを考慮の上で選ぶようにしましょう。

  • 自分が興味持つもの or 好きなもの

  • 欲しい収入から逆算して、実現できそうなもの

  • 希望の働き方から逆算して、実現できそうなもの

フリーランスエンジニアの仕事内容については、以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事

フリーランスエンジニアの仕事内容とは?案件例を用いてわかりやすく解説

デザイナー

次にフリーランスにオススメな職種は、デザイナーです。

フリーランスデザイナーも細かく見ると様々な職種があります。

その中でもオススメなのは、Web系のデザインで、以下のような仕事内容です。

  • Webデザイン

  • バナー作成

  • ロゴ作成

  • イラスト作成

フリーランスデザイナーの年収はピンキリですが、年収相場は695万円ほどです。

マーケター

マーケターも、フリーランスになるにはオススメの職種です。

案件自体の数は多くないものの、会社員マーケターからフリーランスになると収入が跳ね上がる可能性を秘めています。

マーケターの中でも、Webマーケターが需要も高くオススメです。

Webマーケティングの仕事内容としては、以下のようなものがあります。

  • SEO施策

  • 広告運用

  • SNS運用

  • データ分析

  • Webディレクション

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30代からフリーランスエンジニアになる方法

最後に、30代からフリーランスエンジニアになる方法を改めて確認しておきましょう。

30代であってもフリーランスエンジニアになるのはシンプルです。

フリーランスになる際の必要な手続きは以下記事を参考にしていただくとして、ここでは2つのステップで解説します。

関連記事

フリーランスになるときにやること!必要な準備15個を徹底解説

エンジニアとして実務経験を3年(最低1年)積む

まず、エンジニアとして実務経験を積みましょう。

できれば3年以上の経験を積むのがオススメですが、どうしても早くフリーランスになりたいなら1年でも大丈夫です。

ただし、実務経験が3年以上なのか1年のみなのかで、受注できる案件の単価は大きく変わります。

そして、経験を積むうえで以下の点をおさえておくのがオススメです。

  • フリーランスを見据えて関連する仕事に絞る

  • 細かい職種をコロコロと変えず(例:インフラエンジニア→Webエンジニア)、なるべく一つの職種に絞る

  • 実際に手を動かせる案件に携わる

もし、希望しない職種や雑用的な仕事ばかりお願いされるようであれば、転職してしまった方が良いかもしれません。

ご縁があった会社で頑張ることも大事ですが、フリーランスになりたいという目標があるなら、そこはシビアに考えましょう。

フリーランスへ転身する

エンジニアとして実務経験が積めたら、あとはフリーランスへ転身するだけです。

まず必要な準備としては、以下の通りです。

フリーランスになる前にやると良いこと

  • 貯金をしておく

  • 賃貸の契約をする

フリーランスになる時に必要な手続き

  • 開業届を出す

  • 国民年金へ切り替える

  • 国民健康保険に加入する

  • 青色申告承認申請書を提出する

  • バーチャルオフィスを契約する

フリーランスのための準備としてやるべきこと

  • 事業用の銀行口座を開設する

  • 事業用のクレジットカードを作成する

  • 会計ソフトを準備 or 税理士と顧問契約を結ぶ

  • 生命保険や医療保険の見直しをする

成果を出すフリーランスの仕事環境の整え方

  • 仕事専用の部屋を用意する

  • 仕事に最適なスペックのパソコンを準備する

  • プリンターなどの事務用品を準備する

  • 名刺を作成する

詳細は、フリーランスに必要な準備を参考にしてください。

上記の準備と合わせて行うべきなのが、案件の獲得です。

フリーランスエンジニア案件を獲得する方法は色々ありますが、特にオススメなのは以下の方法です。

  • フリーランス向けのエージェントを活用する

  • ビジネスマッチングサービスを活用する

  • 知り合いから仕事をもらう

フリコンもフリーランス向けのエージェントの一つです。

30代の方も多く登録されており、案件のご紹介ができます。

エンジニアの案件を中心に、マーケターやデザイナーの案件も扱っているので、フリーランスになりたい方は一度ご相談ください。

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