フリーランスになるには?5つのステップで始め方をわかりやすく解説
最終更新日:2024/11/27
本記事にたどり着いた方は、フリーランスを目指す方がほとんどかと思います。 しかし、どのようにフリーランスになるのかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか? そこで本記事では、フリーランスになる方法を5つのステップで解説します。
目次
STEP1.フリーランスになるために必要な知識をつける
STEP2.フリーランスになる前の準備をする
STEP3.フリーランスの仕事を獲得する
STEP4.フリーランスになるための必要な手続きを行う
STEP5.充実したフリーランス生活を送る
まとめ
5つのステップとしては、以下の通りです。
フリーランスになるために必要な知識をつける
フリーランスになる前の準備をする
フリーランスの仕事を獲得する
フリーランスになるための必要な手続きを行う
充実したフリーランス生活を送る
本記事では、上記のステップについて具体的にわかるように解説をしていきます。
本記事にたどり着いた方が失敗をしないように解説していくので、是非参考にしてみてください。
なお、フリーランスエンジニアになる方法については以下の記事で解説をしているので、合わせて参考にしていただければと思います。
フリーランスエンジニアになるには?最適なタイミングと具体的なステップを解説
それでは見ていきましょう。
STEP1.フリーランスになるために必要な知識をつける
それでは、まずフリーランスになるための必要な知識から解説をしていきます。
フリーランスになるために知っておきたいのは、以下3つです。
そもそもフリーランスとはなにか?個人事業主との違い
フリーランスのメリットとデメリット
フリーランスの年収
一つずつ見ていきましょう。
フリーランスとは
フリーランスとは、簡単に言えば企業に属さずに業務委託により個人で事業を営んでいる方を指します。
経済産業省が2021年に公開したガイドラインによると、以下のように定義されています。
「フリーランス」とは法令上の用語ではなく、定義は様々であるが、本ガイドラインにおける「フリーランス」とは、実店舗がなく、雇人もいない自営業主や一人社長であって、自身の経験や知識、スキルを活用して収入を得る者を指すこととする。
世間的には、自由に働いているというイメージが強いのではないでしょうか?
個人事業主との違い
フリーランスと個人事業主は、実質的には同じです。
個人事業主は税法上定められている名称で、一方のフリーランスは働き方を表す名称です。
なので、フリーランスと個人事業主は同じと思っていただいて良いでしょう。
それでは、フリーランスにはどのようなメリットとデメリットがあるでしょうか?
フリーランスのメリットとデメリット
フリーランスのメリットとデメリットの詳細は、以下の記事にて解説をしています。
フリーランスのメリットとデメリット!デメリットの回避方法も解説
人それぞれで感じ方が変わる部分もあるものの、抜粋すると以下の通りです。
メリット
収入が上がりやすい
仕事を選択しやすい
人間関係のストレスが減る
経費計上で節税が可能
働く場所を選びやすい
週3日などの稼働でも可能
副業がしやすくなる
何かあれば仕事を変えやすい
色々な経験を積みやすい
デメリット
収入が不安定になりやすい
メインの仕事以外の作業が必要
社会的信頼が下がる可能性がある
福利厚生がなくなる
フリーランスになりたいのであれば、メリットやデメリットを天秤にかけた上で、メリットが大きいと思った場合になることをオススメします。
フリーランスの年収
フリーランスの年収は正直ピンキリです。
会社員よりも年収が低い方もいれば、会社員よりも遥かに稼いでいる方もいます。
職種や仕事の取り方により年収が異なりますが、フロントエンドエンジニアとプロジェクトマネージャーの平均年収について、
フリコンに掲載されている案件の平均年収は、フロントエンドエンジニアで約880万円、プロジェクトマネージャーで約1000万円です。
求める年収やその他条件から、職種や仕事を選ぶ必要があります。
STEP2.フリーランスになる前の準備をする
続いて、フリーランスになる前に準備しておくべきことについてです。
詳しくは別の記事で解説をしていますが、会社員のうちに以下2つをやっておくことをオススメします。
貯金をしておく
賃貸の契約をする
フリーランスになる前にやると良いこと
上記2つは推奨というだけで、どうしてもすぐにフリーランスになりたい場合はやらなくても問題ありません。
しかし、次のステップである仕事の獲得については、しっかりと見通しが立った上でフリーランスになる方が良いです。
STEP3.フリーランスの仕事を獲得する
フリーランスになる時に、不安なことの一つが「仕事を獲得できるか?」です。
当然ながら、仕事を獲得できなければ収入を得られません。
なので、可能な限り会社を辞める前に仕事の見通しを立てていた方が良いです。
フリーランスの仕事を獲得する方法は色々とありますが、ここでは代表的なものとして5つ紹介します。
エージェントを活用する
まず、以下に該当する方はフリコンのようなフリーランス向けのエージェントがオススメです。
仕事探しやサポートのプロにお願いしたい
なるべく確実に仕事を獲得したい
高単価の案件に参画し、収入を安定させたい
案件参画中に次の案件を探してほしい
フリーランス生活に関する相談がしたい
エージェントの特徴の一つとして知っておきたいのが、準委任契約の案件がほとんどであることです。
準委任契約の場合、曜日や時間が指定されて、その時間に働くこととなります。
なので、「フリーランス=働く時間を自由に選べる」というイメージを持っている場合、イメージと異なるかもしれません。
(もう一つの契約形態である請負契約であれば、決められた納品物が納期に間に合えば自由な時間で働けます)
その点も考慮の上で、上記5点に該当する場合は、エージェントを活用すると良いでしょう。
ビジネスマッチングサービスを活用する
エージェント以外でも、仕事を獲得するためのサービスは色々あります。
具体的には以下のようなサービスです。
クラウドワークス
ランサーズ
ココナラ
Workship
Wantedly
各サービスによって特徴が違うので、あなたの職種の案件があって希望の条件に合うサービスを利用すると良いでしょう。
続いて紹介する3つの方法は、既存サービスを使用しないものです。
人脈を有効活用する
フリーランスにとって、人付き合いはなくてはならないものです。
そして、予期しないところから仕事の話が来ることがあります。
例を挙げると、以下のような感じです。
過去の仕事の取引先から個別に仕事の依頼が来る
知人から仕事を依頼される・仕事のツテを紹介してもらう
新たな出会いから仕事の話をもらう
なので、人との繋がりを大事にするようにしましょう。
SNSやブログなどの情報発信をする
SNSやブログも仕事に繋がる可能性があります。
仕事を頂けるようになるには、フォロワーが増えたりブログのアクセスが増えたりすることも関係がありますが、以下を大事にしていくことがより重要です。
発信内容を仕事に関連することに絞る
ネガティブな発信はしないように心掛ける
SNSフォロワーの方とのコミュニケーションを大事にする
仕事を獲得できるようになるには時間と地道な努力が必要となるので、半年・1年先を見据えてやるようにしましょう。
企業へ直接営業するか営業代行を活用する
最後の方法は、企業への直接営業です。
営業するのはあなた自身でも構いませんし、営業が得意な方に営業代行をお願いする形もあります。
直接営業をする際に大事なポイントとしては以下の点があります。
クライアントの需要に合わせて提案すること
すぐ仕事に繋がらない場合も、交友関係を築ける場合は築いておくこと(将来的に仕事がもらえることもあるため)
オンラインの場合は特に、文章の使い回しをしないこと(色々な方に同じ内容を送るのは、相手に気づかれる可能性が高い)
経験としてご自身で直接営業してみるのも良いですが、他の方法よりも確実性は下がるので、余裕がある方や営業に自信がある方のみオススメです。
STEP4.フリーランスになるための必要な手続きを行う
案件を獲得できてフリーランスになる際、必要な手続きや準備すべきことがあります。
詳細は別記事で解説をしているので、トピックのみ紹介していきます。
開業届を出す
国民年金へ切り替える
国民健康保険に加入する
青色申告承認申請書を提出する
バーチャルオフィスを契約する
最後のバーチャルオフィスのみ任意ですが、他の4つは基本フリーランスの方は全員やった方が良いでしょう。
そして、フリーランスのための準備としてやるべきことは以下の4つです。
事業用の銀行口座を開設する
事業用のクレジットカードを作成する
会計ソフトを準備する or 税理士と顧問契約を結ぶ
生命保険や医療保険の見直しをする
こちらも最後のみ任意ですが、他の3つはフリーランス全員やることをオススメします。
続いて紹介する最後のステップは、フリーランスになってからフリーランス生活を充実させるためにやるべきことです。
STEP5.充実したフリーランス生活を送る
成果を出すフリーランスの仕事環境の整え方」
でもフリーランスになる際の環境の整え方について解説をしていますが、ここでは充実したフリーランス生活を送るためにやるべきことをお伝えしていきます。
特に大事なことは以下の3点です。
目標と目的の明確化
定期的にスキルや経験の棚卸し
人との繋がりを大切にする
一つひとつ見ていきましょう。
目標と目的の明確化
「フリーランスになる」という目標を持ってフリーランスになる方は特に、フリーランスになってから目標を見失うことがあります。
そこで大事になってくるのが、目標と目的の明確化です。
目標と目的は同じように思う方もいるかもしれませんが、別のものです。
どのような違いがあるかは、以下の例を見ていただければわかるかと思います。
目的:会社に縛られずに個人の力で稼いで、家族と裕福な暮らしをする
目標:
年収1,000万円を35歳までに達成する
仕事は週4日稼働のリモートワークのみにする
上記のように、「目標」の先にある最終ゴールが「目的」というイメージです。
まず目的を決めた上で、その後で最適な目標を決めると良いでしょう。
そして、様々な状況の中で、目標と目的は変わってくるものなので、定期的に見直すことも大事です。
定期的にスキルや経験の棚卸し
スキルや経験についても、定期的に棚卸しをしておくのが大事です。
フリーランスは特に、スキルや経験が収入に直結します。
なので、棚卸しを定期的にしていないと、思ったほどスキルや経験が積めていないことも少なくありません。
スキルシートや経歴書を定期的に更新して、どんなスキルや経験があるかを可視化しておくと良いでしょう。
人との繋がりを大切にする
途中でも少し触れた通り、人との繋がりは非常に重要です。
人との繋がりを大切にしておくと、以下のようなメリットがあります。
人脈を通じて仕事を得られる可能性がある
フリーランスや職種に関する情報交換ができる
協業パートナーができて、一緒に起業することも
フリーランスのデメリットとしてよく挙げられる寂しさがなくなる
基本的に価値観が大きく違わない人とのみで構いませんが、人とのご縁を大切にしておくとメリットは大きいです。
まとめ
今回はフリーランスになるには?というテーマで解説をしてきました。
おさらいすると、フリーランスになるステップは以下の通りです。
フリーランスになるステップをおさらいする
ステップ | 内容 |
---|---|
1.フリーランスになるために必要な知識をつける | フリーランスとは? |
フリーランスのメリットとデメリット | |
フリーランスの年収 | |
2.フリーランスになる前の準備をする | 貯金をしておく |
賃貸の契約をする(任意) | |
3.フリーランスの仕事を獲得する | エージェントを活用する |
ビジネスマッチングサービスを活用する | |
人脈を有効活用する | |
SNSやブログなどの情報発信をする | |
企業へ直接営業するか営業代行を活用する | |
4.フリーランスになるための必要な手続きを行う | 開業届を出す |
国民年金へ切り替える | |
国民健康保険に加入する | |
青色申告承認申請書を提出する(推奨) | |
バーチャルオフィスを契約する(任意) | |
事業用の銀行口座を開設する | |
事業用のクレジットカードを作成する | |
会計ソフトを準備する or 税理士と顧問契約を結ぶ | |
生命保険や医療保険の見直しをする(任意) | |
5.充実したフリーランス生活を送る | 目標と目的の明確化 |
定期的にスキルや経験の棚卸し | |
人との繋がりを大切にする |
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