建設テック(ConTech)案件|フリーランス単価と職種・必要スキル
最終更新日:2026/09/12
建設テック(ConTech)とは、施工現場・設計・施工管理のデジタル化を担う技術領域です。BIMや現場管理SaaS、IoT、画像解析まで職種が分かれ、フリーランス単価も職種で変わります。実務経験3年以上のWeb・モバイル・データエンジニア向けに、案件の単価目安と参画までの手順を整理します。
先に結論
ConTech案件は施工・現場DX中心で、取引・賃貸領域のPropTech(不動産テック)とは主な対象領域が分かれる(FM・ビル運営など一部で隣接)
単価は月70〜120万円が中心層、BIM API・点群処理・プロダクトマネジメントなど関連領域の実務経験や上流経験がある人向けに月100〜160万円まで見られる
象限は「BIM/現場管理SaaS/IoT・画像解析/建機・自動化」の4つで、必要スキルが職種で異なる
探し方は「建設DX」「BIM」「i-Construction」「点群」タグ検索+公開案件が少ないため主要エージェント面談も併用する
ゼネコン・サブコン・専門工事会社の3階層と、現場常駐比率の高さを先に理解しておくと参画後のミスマッチが減る
この記事でわかること
ConTechとPropTechの違いと、本記事が扱う対象範囲
ConTech案件の4象限(BIM/現場管理SaaS/IoT・画像解析/建機・自動化)と職種別の単価目安
参画までの探し方・スキルシートの書き方と、現場常駐など業界特有の注意点
目次
建設テック(ConTech)とは|PropTechとの違い
ConTech案件の4象限|どこに参画するか
単価相場|職種別・スキル別レンジ
職種別の仕事内容
必要スキル・経験
ケース別|出身領域別の参画パターン
案件の探し方|先出し導線+詳細
業界特有の商習慣と参画時の注意点
よくある失敗と対策
参画前チェックリスト
他の業界別案件もチェック
まとめ
よくある質問
建設テック(ConTech)とは|PropTechとの違い
ConTechは施工・設計・維持保全のデジタル化を指し、住宅・オフィスの取引や賃貸を対象にするPropTech(不動産テック)とは対象領域が別です。国土交通省が推進するi-ConstructionやBIM/CIM推進の取組が事業側の追い風になっています。
本記事はConTechに絞り、PropTech(不動産ポータル・VR内見・電子契約・スマートロック等)は既存の不動産テックのフリーランスエンジニア案件|単価相場・職種・必要スキルで扱っています。境界が曖昧になりやすい領域のため、両者を対比しておきます。
ConTechとPropTechの対比
観点 | ConTech | PropTech |
|---|---|---|
対象領域 | 施工現場・設計・施工管理・維持保全 | 不動産取引・賃貸・売買・仲介 |
主要ユーザー | ゼネコン・サブコン・専門工事会社・設計事務所 | 不動産仲介・管理会社・投資家・入居者 |
主要プロダクト例 | BIM/現場管理SaaS/点群・ドローン/画像解析/建機自動化 | 不動産ポータル/査定AI/電子契約/スマートロック |
参考制度・政策 | i-Construction/BIM/CIM原則適用 | 宅建業法/IT重説 |
ドメイン知識 | 施工工程・安全管理・建築基準法・BIM/CIM | 宅建業・登記・重説 |
ConTechの主要プレイヤー
現場で聞くプロダクト・サービスの例です(すべて公開情報)。
現場管理SaaS:Andpad、Photoruction、SPIDERPLUS
BIM:Autodesk Revit、Rebro、GLOOBE、Navisworks
点群・ドローン:TREND-POINT、Terrasolid、DJI Enterprise
建機・自動化:コマツ LANDLOG、コベルコ K-DIVE
ゼネコン内製DX:公開情報でDX推進の発信が確認しやすい例として、大成建設・鹿島・大林組・清水建設・竹中工務店のDX推進組織
ミニFAQ
Q. ConTechとPropTechを両方扱う案件はありますか?
A. 少数ですが、施設運営SaaS(オフィス・商業施設のFM)や、ゼネコンのアフターサービスSaaSで両者が近接します。本記事はConTech(施工・現場DX側)を主として整理しています。
ConTech案件の4象限|どこに参画するか
ConTech案件は技術スタックとドメインで4象限に分かれます。参画前にどこに入るかを決めておくと、スキル準備と単価交渉がしやすくなります。
1. BIM・設計領域
Revit・Rebro・Navisworks 等のBIMツールを使う設計DX案件です。Revit APIやDynamo、Forge API(現Autodesk Platform Services)でカスタムアドインを開発する案件が中心。C#/.NETやPythonが多く使われます。
2. 現場管理SaaS
施工管理・図面共有・工事写真向け電子黒板・工程管理・出面管理などのSaaSプロダクト開発案件です。技術スタックはWeb系(Ruby on Rails/Laravel/Go/Next.js/React/Vue)とモバイル(Swift/Kotlin/Flutter/React Native)が中心。SaaSスタートアップと近い開発体制のため、SaaSスタートアップのフリーランスエンジニア案件|契約・単価・働き方を解説も参考になります。
3. IoT・センサー・画像解析
現場のIoTセンサー、ドローン・レーザースキャナで取得した点群データの処理、監視カメラの画像解析(安全帽装着チェック・侵入検知・進捗検知)などです。Python(NumPy/pandas/OpenCV/PyTorch)が主で、点群処理はPCLやOpen3D、GISを絡めるとQGIS/PostGISに広がります。データ寄りはデータエンジニア、IoT寄りはIoTエンジニアとは|仕事内容・年収・必要スキルと案件動向をフリーランス視点で解説が近い職種です。
4. 建機・自動化
建機の遠隔操作・自動化、テレマティクス、油圧制御など、組込・制御領域の案件です。C/C++、RTOS、CAN/Ethernet、ROS 2、5G/ローカル5Gの案件が出ます。近い職種で組込・制御エンジニアのフリーランス単価相場|SDV・IoT案件動向を参照。
ミニFAQ
Q. 4象限をまたぐ案件はありますか?
A. 「BIMで作成した3Dモデルを施工管理SaaSに取り込み、現場のIoT進捗と付き合わせる」のように、上流と下流をつなぐ案件が増えています。フルスタック志向のフリーランスに向いています。
単価相場|職種別・スキル別レンジ
以下の相場は、2026年9月時点で確認した首都圏中心の主要フリーランスエージェント数社の公開案件ページ(自社確認ベース)(週4〜5日・準委任・実務経験3年以上を想定)から、ConTech関連案件を観測ベースで整理した目安です。公開案件数がまだ多くない領域のため、目安として読んでください。
職種別レンジ
職種 | 中心レンジ(月額) | 上振れの条件 |
|---|---|---|
現場管理SaaSのWeb/モバイル開発 | 70〜100万円 | チームリード経験・SaaS事業スケール経験 |
BIMエンジニア(Revit API/Dynamo/Forge) | 80〜120万円 | Revit API開発経験3年+Autodesk Platform Services実装 |
点群・ドローンデータ処理 | 80〜130万円 | PCL/Open3D/SLAM実装経験+大規模データ運用 |
IoT・センサー基盤 | 80〜120万円 | エッジ処理設計+クラウド連携(AWS IoT/Azure IoT) |
画像解析(安全帽・侵入・進捗検知) | 90〜140万円 | 学習用データ設計+現場運用改善の経験 |
建機・組込・制御 | 90〜140万円 | ROS 2実装+機能安全(ISO 26262/IEC 61508)知見 |
プロダクトマネジメント/PdM | 100〜160万円 | ドメイン理解+SaaS PMFの実績 |
非公開案件は個別条件で上振れすることもありますが、要件の厳しさや稼働条件(現場常駐・拘束時間)が強いケースもあります。まずは公開案件ベースの目安として読み、非公開の高単価は個別提示として扱うと過大評価を避けられます。
技術スタック別・稼働形態別の詳細な単価の考え方は、フリーランスエンジニアの単価相場と単価の上げ方で整理しています。自分の現在の市場単価が気になる方は、無料のフリーランスエンジニア単価診断で目安を確認できます。
ミニFAQ
Q. 未経験ドメイン(建設)でも上位レンジに入れますか?
A. 開発スキルがシニアレベル(アーキ設計・チームリード)であれば中心レンジには入りやすいですが、上振れ条件のうち「BIM API開発経験」「点群処理経験」「ドメイン知識」はドメイン内の実務が求められるため、いきなりは難しいケースが多いです。
職種別の仕事内容
象限ごとの主要職種と、実際の業務を具体化します。
BIMエンジニア
Revitのカスタムアドイン開発(C#/.NET)
Dynamoスクリプトで属性一括更新・干渉チェック自動化
Forge API(Autodesk Platform Services)でクラウド連携・ビューアー実装
BIMマネジメント(ゼネコンBIM推進室での標準化・テンプレート整備)
現場管理SaaSエンジニア
施工管理・工程・出面・原価・図面共有機能の追加開発
現場スタッフ向けモバイルアプリ(オフライン対応・写真台帳・電子小黒板)
図面(PDF/DWG)ビューアーの実装、注釈・レイヤー機能
ゼネコン基幹システムとのAPI連携
IoT・データエンジニア
LiDAR/ドローン計測データの前処理・点群整合・BIM重ね合わせ
現場IoT(センサー・カメラ)のデータ収集基盤(AWS IoT Core/Azure IoT Hub)
施工進捗の自動集計、原価管理DWH構築
画像解析エンジニア
安全帽・安全帯装着チェックの推論モデル開発
立ち入り禁止エリア侵入検知、重機接近アラート
進捗検知(型枠・鉄筋・コンクリート打設段階の判定)
学習用データ設計(現場ごとのカメラ角度・照度対応)
建機・組込・制御エンジニア
建機のテレマティクス・遠隔操作システム開発
ROS 2ベースの自律走行・作業自動化
油圧・電動化建機の制御ソフト(機能安全対応)
必要スキル・経験
コア技術スタック(象限別)は上記4象限の職種別内容に紐づきます。ここでは象限横断で共通するスキルと、業界特有の知識を整理します。
象限横断で求められる共通スキル
クラウド:AWS/Azure/GCPのいずれかの実務経験(IoT・データ・SaaS系案件で求められることが多い)
コンテナ・CI/CD:Docker/Kubernetes(EKS/AKS/GKE)、GitHub Actions
セキュリティ:発注者環境でのアクセス制御、ログ監査(案件によってはSBOM整備)
建設ドメインの知識
施工工程(設計→積算→施工→引渡→維持保全)の全体像
ゼネコン・サブコン・専門工事会社(1次〜3次)の階層構造と発注関係
BIM/CIMの用語(LOD、IFC、モデルビュー定義)
安全管理・KY活動・作業手順書の位置づけ
建築基準法・労働安全衛生法の基本
ドメイン知識は着任前に完全習得する必要はなく、国土交通省のBIM/CIM関連資料や各社の技術ブログ・書籍で概観を掴んでおけば現場で拡張できます。
資格
建築士・施工管理技士は必須ではない(無資格でも開発案件は取れる)
BIMマネジャー資格(Autodesk認定)は評価される場面がある
情報処理安全確保支援士やPython3エンジニア認定などの一般IT資格は象限横断で有効
ミニFAQ
Q. 建築系の学位・実務経験がないと入れない案件はありますか?
A. ゼネコンBIM推進部門の直案件では、CADや施工管理の実務経験を条件にするケースがあります。SaaSベンダー側の開発案件は、ドメイン知識ゼロでもキャッチアップ姿勢と要件整理力で入れることが多いです。
ケース別|出身領域別の参画パターン
出身領域ごとに、ConTechへの入り方の型があります。
Web/SaaS開発出身
最も入りやすい導線です。現場管理SaaS(Andpad系のスタートアップ、ゼネコン子会社のプロダクト部門)で、Ruby on Rails/Laravel/Go/Next.js/React/Vueの経験がそのまま活きます。まず現場管理SaaSに参画し、BIM連携・IoT連携に染み出していく順が安定します。
モバイルアプリ出身
Swift/Kotlin/Flutter/React Nativeの経験があれば、現場作業員向けアプリの機能追加案件で入れます。オフライン対応・写真アップロード・GPSタグ付けなど、現場アプリ特有の要件が経験値になります。
データ/ML出身
点群処理・画像解析案件が主戦場です。Python+深層学習(PyTorch/TensorFlow)+GISデータ(QGIS/PostGIS)+クラウドML(SageMaker/Vertex AI/Azure ML)の組み合わせで、AI案件の種類と単価相場|フリーランスエンジニア向け完全ガイドと重なる部分があります。
組込/IoT出身
建機の制御・センサー基盤・LPWA/ローカル5Gなどが該当します。建機・産業機械・ロボティクスなど近接領域の実務がある人がC/C++・RTOS・ROS 2・機能安全(ISO 26262/IEC 61508)の経験を組み合わせると、高単価レンジに入りやすくなります。
インフラ/SRE出身
現場管理SaaSのスケール、点群データ基盤の運用(オブジェクトストレージ設計、コスト最適化)は独立した案件になります。クラウド移行案件のフリーランス単価相場・必要スキル・獲得法の考え方が応用できます。
案件の探し方|先出し導線+詳細
まずはエージェントで「建設DX」「BIM」「i-Construction」「点群」「Andpad」「ゼネコン」タグ/キーワードを併用して絞り込むのが実務的です。Web/SaaS一般案件と比べると公開案件数が少ない傾向があるため、面談時に「非公開のConTech枠がないか」を直接確認するのが効きます。募集文では「施工管理SaaS」「BIM連携」「現場DX」「図面共有アプリ」「点群処理」「工程管理SaaS」といった表現でも出やすい点を押さえておきます。
導線1|エージェントの公開案件検索
キーワード:建設DX/BIM/Revit/点群/LiDAR/ドローン測量/施工管理SaaS/i-Construction
職種タグ:Webエンジニア/モバイルエンジニア/データエンジニア/IoTエンジニア/組込エンジニア
案件一覧はフリコン案件一覧で確認できます
導線2|エージェント面談で非公開案件を拾う
ConTechはニッチ寄りのため公開案件が少なく、非公開案件・スタートアップの直採用リファラルで動くケースがあります。面談時に、直近3ヶ月で受けたConTech案件の傾向・単価帯を聞くと、公開情報より解像度の高い相場観がつかめます。フリーランスエージェントとの面談の内容と必要な準備を参照。
導線3|スタートアップ・ゼネコンDX組織の直採用
現場管理SaaSベンダー、点群処理スタートアップ、ゼネコンのDX推進部門は、業務委託・副業リファラルを受け入れている先が増えています。SNS・技術ブログ・登壇経由の応募が有効です。
導線4|スキルシートの書き方
現場ドメイン未経験の場合、スキルシートに「近い業界の経験」「ドメインキャッチアップ姿勢」を1〜2行で追記すると通過率が上がります。書式はフリーランスエンジニアのスキルシートの書き方を参考にしてください。
業界特有の商習慣と参画時の注意点
結論として、ConTech案件はゼネコン・サブコン階層と現場常駐比率の高さを事前に把握しておくとミスマッチが減ります。
ゼネコン・サブコン・専門工事の階層
発注者→ゼネコン(元請)→サブコン(1次下請)→専門工事会社(2次以降)の階層があり、SaaSベンダーの導入先・意思決定者もこの階層に対応します。参画するプロダクトがどの階層向けかを確認しておくと、要件整理の粒度が合わせやすくなります。
常駐・準常駐案件の比率
ConTechは開発拠点の完全リモート案件も増えていますが、ゼネコン直案件はセキュリティ要件上の常駐・準常駐(週2〜3日出社)が多い傾向があります。SaaSベンダーの開発は完全リモートも一般的です。稼働形態は案件ごとに差が大きいので、面談時に必ず確認します。
セキュリティ要件
ゼネコン発注の案件は、発注者PC支給・BYOD不可・特定VPN経由アクセスなど制約が強い場合があります。開発サイクルへの影響が出るので、参画前に開発端末・環境の指定条件を確認します。
よくある失敗と対策
失敗1|PropTechと混同して営業する
「不動産テック案件を探しています」とエージェントに伝えると、賃貸ポータル・査定AI案件を紹介されます。「建設DX(ConTech)を探しています。施工管理SaaSやBIM関連です」と初回で明示すると、ミスマッチが減ります。
失敗2|BIM案件でC#/.NETの準備不足
BIM API案件はC#/.NET(Revit API)中心です。Web/モバイル出身者が「Python前提」で応募して途中でスキルミスマッチが顕在化するケースがあります。応募前にRevit APIのサンプル実装を1本作っておくと、面談突破率が上がります。
失敗3|現場常駐の可能性を過小評価
参画後に「実は現場立会いが必要」となり、想定より稼働負荷が上がるケースがあります。契約前に「立会い・出社頻度は月何回で、拘束時間はどれくらいか」を書面で確認します。
失敗4|安全管理・立入り制限を軽視
現場に立ち入る場合、KY(危険予知)活動・作業手順書の理解が必要です。参画前に安全教育(半日〜1日)を受ける必要があるケースもあります。
参画前チェックリスト
対象象限(BIM/現場管理SaaS/IoT・画像解析/建機・自動化)を1つに絞ったか
発注者の階層(ゼネコン/サブコン/専門工事)を把握したか
稼働形態(フルリモート/週◯日常駐)を書面で確認したか
開発端末(自PC/発注者支給)と開発環境の指定条件を確認したか
現場立会いの頻度・拘束時間を確認したか
ドメイン知識のキャッチアップ方針(書籍・技術ブログ・現場見学)を用意したか
単価の根拠(象限別レンジ・稼働・スキルの上振れ条件)を整理したか
契約形態(準委任・請負)と成果物定義を確認したか
他の業界別案件もチェック
隣接業界の記事もセットで見ると、案件の広がりがつかめます。
まとめ
ConTech案件は「施工・現場DX」の4象限に整理し、対象象限・階層・稼働形態を先に決めてから探すのが最短ルートです。単価は月70〜120万円が中心で、BIM API・点群処理・PM経験で上振れします。
対象領域の切り分け:ConTech(施工)/PropTech(不動産取引)は別領域
4象限:BIM/現場管理SaaS/IoT・画像解析/建機・自動化
単価は象限×スキルで決まる。中心は月70〜120万円、上振れ条件は象限で異なる
探し方:エージェントで「建設DX/BIM/点群」タグ検索+非公開案件は面談で拾う
常駐比率・セキュリティ要件・階層構造を参画前に確認する
単価の目安を掴みたい方はフリーランスエンジニア単価診断、案件を見たい方はフリコン案件一覧から探してみてください
よくある質問
ConTechとPropTechはどう違いますか?
ConTechは施工現場・設計・施工管理・維持保全のデジタル化、PropTechは不動産取引・賃貸・仲介のデジタル化です。プロダクトも発注者も別で、同じ「建設・不動産DX」でも別領域として扱われます。
建築系の学位や資格がなくても入れますか?
SaaSベンダー側の開発案件は、Web/モバイル等の実務経験と要件整理力を前提に、ドメイン知識ゼロでも入れる場合があります。ゼネコン直の設計・施工管理業務は建築士・施工管理技士等の資格が求められるケースがありますが、開発案件は別枠です。
完全リモート案件はありますか?
現場管理SaaSベンダー側の開発は完全リモート案件も比較的見られます。ゼネコン直の案件はセキュリティ要件で常駐・準常駐が多い傾向があります。案件ごとに差が大きいので面談時に必ず確認してください。
BIMエンジニアはWeb開発の経験でも入れますか?
現場管理SaaSとBIMを連携するAPI開発(Forge/Autodesk Platform Services)ならWeb系スキルが活きます。Revitのアドイン開発はC#/.NETが主で、Web出身者はサンプル実装1本を作って準備すると通過率が上がります。
単価を上げるにはどのスキルを伸ばすと効きますか?
象限別に上振れ条件が異なります。BIMならRevit API+Forgeの実装経験、点群なら大規模データ運用、画像解析なら学習データ設計+運用改善、建機なら機能安全(ISO 26262/IEC 61508)が効きやすいです。
未経験からConTech案件に入るまで、どれくらいの期間が目安ですか?
Web/モバイル開発の実務経験3年以上があれば、エージェント経由の一般的な業務委託案件で面談から稼働開始まで2〜4週間程度のケースがあります。ドメイン知識ゼロでもキャッチアップ意欲を示せれば通過することがあります。
契約形態は準委任と請負のどちらが多いですか?
開発案件は準委任契約が中心です。BIMテンプレート整備・図面変換のように成果物が明確な案件は請負になることもあります。判断基準は準委任契約と請負契約の違いを参照してください。
副業として週1〜2日で入れる案件はありますか?
現場管理SaaSベンダーの開発では週1〜2日の副業案件が出ることがあります。BIM・点群・建機系は稼働率が高い案件が多く、副業向けは少なめです。
AndpadやSPIDERPLUSに直接応募するのと、エージェント経由はどちらが良いですか?
直採用は入社/業務委託の判断が両方あり、給与・稼働の柔軟性は個別です。エージェント経由は複数案件を比較しやすく、契約サポートも受けられます。両方を並行するフリーランスも多いです。
現場立会いがある案件で、交通費・拘束時間はどう扱われますか?
交通費実費支給が一般的ですが、拘束時間の扱いは契約次第です。契約前に「立会い時の稼働時間は月次稼働時間に含めるか、別建てで精算するか」を書面で確認しておくとトラブルが減ります。
i-Construction関連の公共案件はフリーランスでも入れますか?
元請の建設コンサル・設計事務所経由で、開発フェーズの業務委託として入るパターンがあります。直接の公共入札は法人格が必要なケースが多いため、間接参画が主です。
大手ゼネコンのDX組織で長期継続案件はありますか?
大手ゼネコンのDX推進部門は、内製化ロードマップの一環でフリーランスを1〜3年の長期で受け入れる例があります。契約はゼネコン子会社経由の業務委託になるケースが多いです。


