RPAエンジニアとは?仕事内容・年収・必要スキルと案件単価を掲載データで解説
最終更新日:2026/10/05
RPAエンジニアとは、UiPathやPower AutomateなどのRPAツールを使い、人が繰り返している定型業務をソフトウェアロボットに置き換えるエンジニアです。フリコンに掲載中のRPA案件218件の単価分布をもとに、仕事内容・年収・必要スキルと、独立前に押さえたい案件動向を整理します。
先に結論
RPAエンジニアは、業務手順を整理してロボットに置き換える業務自動化の実装者。開発量より、業務分析と例外処理の設計で品質が決まる
フリコンに掲載中のRPA案件は218件・平均単価月70万円(2026年10月5日時点)。募集単価の上限で見ると60万円台が39.4%で最多、上限100万円以上は4.6%にとどまる
掲載データでは、単価差はツールの種類より担当範囲に表れやすい。ツール別の平均は月64万〜68万円でほぼ横並びだが、PMO・リーダー・推進役に触れた案件は上限の中央値が75万円と、全体(65万円)より高い
ツールはUiPathが中心(募集中119件)。Power Automateに触れた案件の割合は、全期間の9.0%に対し募集中では15.1%で、UiPathからPower Automateへの移行案件も出ている
生成AI・AIエージェントに触れたRPA案件は、まだ218件中8件(3.7%)。掲載案件では保守・運用に触れた案件が40.4%を占め、既存ロボットの開発・保守の比重が大きい
この記事でわかること
RPAエンジニアの定義と、一般的な開発エンジニアとの違い
UiPath・WinActor・Power Automateなど主要ツールの位置づけと案件数
フリコン掲載案件から見た単価の分布と、単価が上がる条件
必要なスキルと、未経験・経験者それぞれのなり方
生成AIが広がる中でのキャリアの伸ばし方
RPAエンジニアは、業務の流れを整理するのが得意で、定型作業の改善に関心がある人に向く職種です。本記事は、RPAツールの実務経験があり、フリーランスとして単価や案件の選び方を確かめたいエンジニアと、業務自動化の仕事に転向・独立を考えている会社員エンジニアを主な読者として書いています。
目次
RPAエンジニアとは
主なRPAツールと案件数
仕事内容
年収・単価相場
必要なスキル
AI時代のキャリア戦略
案件動向と獲得ルート
RPAエンジニアになるには
よくある失敗と対策
まとめ
よくある質問
RPAエンジニアとは
RPAエンジニアとは、RPA(Robotic Process Automation)ツールを使い、人手で行っている定型業務をソフトウェアロボットに置き換えるエンジニアの総称です。 対象は、Excelの転記、Webシステムへのデータ入力、帳票のダウンロード、メール添付ファイルの仕分けなど、ルールが決まった繰り返し作業が中心です。
一般的な開発エンジニアとの違い
アプリケーションエンジニアが「新しい機能」を作るのに対し、RPAエンジニアは既存の業務手順を整理し、そのままロボットに置き換える役割を担います。
要件は現場ヒアリングから出てきます。開発言語の知識より、業務理解と例外処理の丁寧さが品質を左右する点が、他の開発職との大きな違いです。
RPAの導入はどこまで進んでいるか
行政分野は、導入状況が公的に数字で追える領域です。総務省の令和7年度「地方自治体におけるAI・RPAの実証実験・導入状況等調査」では、令和7年10月31日時点でRPAを導入済みの団体は都道府県98%・指定都市100%でした。
その他の市区町村は44%で、実証中・導入予定・検討中を含めると約62%です。導入に向けた課題では「取り組むための人材がいない又は不足している」が1,026件で最も多く、自治体の領域では、導入・運用を担う人材の不足が課題になっていることがうかがえます。
民間企業のデジタル化の動向は、総務省の情報通信白書でも継続して取り上げられています。
対象になる業務の例
自動化の対象として扱われやすい業務は、次のような性質を持ちます。
業務例 | 特徴 | RPAとの相性 |
|---|---|---|
経費申請の転記 | ルールが明確・件数が多い | 高い |
受注データのシステム間連携 | 定型・件数が多い | 高い |
見積書PDFの内容チェック | 一部に判断が必要 | 中(AI-OCRなどと併用) |
顧客対応メールの返信文作成 | 個別の判断が必要 | 低い(生成AI向き) |
判断のいらない繰り返し作業ほどRPAが得意です。判断や文章生成が絡む業務は、AIや人による確認を組み合わせる設計になりやすいです。
ミニFAQ:RPAと生成AIは役割がどう違う?
RPAは決まった操作を正確に繰り返すこと、生成AIは文章の作成や判断の補助が得意です。実務では「AIが読み取り・判断し、RPAがシステムに入力する」という分担で組み合わせる例が見られます。
主なRPAツールと案件数
RPAエンジニアが扱う主要ツールは、大企業の全社導入向け、国産ツール、Microsoft統合型に大きく分かれます。フリコンの掲載データでは、案件数に大きな差があります。
ツール | 提供元 | 主な使われ方 | フリコン掲載(全期間) | うち募集中・平均単価 |
|---|---|---|---|---|
UiPath | 大企業の全社導入で採用例が多い部類 | 344件 | 119件・月66万円 | |
NTTデータ | 国内の金融・製造などで導入例が目立つ | 111件 | 47件・月67万円 | |
Automation Anywhere | クラウド型の製品として提供 | 29件 | 集計なし | |
BluePrism | SS&C Blue Prism | サーバー側で集中管理する導入形態 | 25件 | 7件・月64万円 |
BizRobo! | オープン株式会社 | 国内企業のサーバー型導入 | 15件 | 4件・月68万円 |
Microsoft | Microsoft 365環境との連携 | タグなし | RPA案件の15.1%で言及 |
出典:フリコンのツール別案件ページ(UiPath・WinActor・BluePrism・BizRobo!)を当社集計(2026年10月5日取得)。「全期間」は募集終了を含む掲載件数で、Automation AnywhereはRPAの案件ページに表示される関連スキル件数です。Power Automateにはツールタグがないため、RPA案件の案件名・概要に名前が出る割合で示しています。
平均単価はツール間で月64万〜68万円と、ほぼ横並びです。どのツールを選ぶかで単価が大きく変わるわけではなく、ツールは「応募できる案件の数」に効く、と考えるのが実態に近いです。
募集中の案件ではPower Automateへの言及が多い
Power Automateにはツールタグがないため、ここではRPA案件の案件名・概要の抜粋に名前が出る割合を数えた参考値で示します。Power Automateに触れた案件は全期間602件中54件(9.0%)、募集中の218件に絞ると33件(15.1%)でした。
UiPathに触れた案件の割合は、全期間37.7%・募集中38.1%でほぼ変わりません。募集中の案件には「既存のUiPathロボをPower Automate Desktopに移行する」という案件も3件含まれています。時系列で追った数字ではありませんが、Microsoft 365を使う企業での導入・移行の案件が一定数出ていることがうかがえます。
ツール別の単価や参入条件は、次の記事で詳しく扱っています。
UiPathの単価・資格・参入条件:UiPath案件の単価相場
WinActor・BizRobo!とUiPathの違い:国産RPA案件の単価相場
Power Apps・Power Automateの実務:Power Platform案件の単価と実務
Microsoft 365の中で業務アプリと自動化を組み合わせる仕事は、ローコードエンジニアの領域とも重なります。
仕事内容
RPAエンジニアの仕事は、業務分析・ロボット開発・運用保守の3つのフェーズで進みます。募集中のRPA案件218件のうち、保守・運用に触れた案件は40.4%、要件定義やヒアリングに触れた案件は17.0%でした(案件名・概要の抜粋に出る語の集計)。
業務分析・要件定義
現場ヒアリングを通じて、自動化する業務の手順・入力データ・例外パターンを洗い出します。ここで例外を取りこぼすと、運用に入ってから止まりやすいロボットになります。実務では次の観点が特に重要です。
担当者ごとの操作のばらつき
対象システムの画面変更の頻度
業務のピーク時間帯と処理件数
エラー時に人が引き取る運用の決め方
シナリオ開発(ロボットの実装)
RPAツール上でフローを組み、例外処理・待機処理・ログ出力までを実装します。UiPathやPower Automateはローコードで組めますが、複雑な分岐や外部連携が絡むとVBA・Python・PowerShellで補うことが多いです。
運用・保守
対象システムの画面が変わって止まったり、想定外のデータで例外に落ちたりするため、継続的な保守が発生します。保守中心の案件は単価が控えめな傾向があります。一方で、ロボットが動き続ける限り保守の仕事は残るため、継続契約につながるケースもあります。
ミニFAQ:コーディングはどのくらい書く?
ローコードが中心ですが、複雑な業務ではVBAやPythonの補助スクリプトを書きます。募集中のRPA案件でVBAやマクロに触れた案件は19.3%、Pythonは6.9%でした。VBAはRPAとセットで求められやすい言語です。
年収・単価相場
会社員のRPAエンジニアの年収
RPAエンジニア単独の公的な年収統計は少なく、厚生労働省のjob tag(職業情報提供サイト)では、システムエンジニア系の職業ページが近い参照先になります。
2026年10月に当社が転職サイトのRPAエンジニアの公開求人を確認した範囲では、経験者向けの提示年収は400万〜700万円前後のものが目立ち、PMやコンサル寄りの求人では上限が800万〜900万円台に届くものもありました。確認した求人は数件で網羅的な統計ではなく、企業規模や担当範囲で大きく変わる参考値です。なお、会社員の年収とフリーランスの月額単価は、社会保険や経費の扱いが違うため同じ軸では比べられません。求人ボックスの職種別年収のような掲載求人の集計も、集計対象や算出方法が異なるため単純比較はできません。
フリーランスRPAエンジニアの単価分布
フリコンに掲載中のRPAの案件は218件・平均単価月70万円でした(2026年10月5日時点・募集終了を除く)。フリコン全体の平均は月80万円(全掲載65,234件)です。全体には上流工程や専門職の案件も含まれ、職種の構成が違うため単純比較はできませんが、公開案件ベースではRPA案件の平均は全体より低めです。
募集単価の上限で分けると、分布は次のとおりです。
募集単価の上限 | 募集中218件 | 割合 | 全期間602件の割合 |
|---|---|---|---|
60万円未満 | 30件 | 13.8% | 7.6% |
60万円台 | 86件 | 39.4% | 35.4% |
70万円台 | 56件 | 25.7% | 32.1% |
80万円台 | 22件 | 10.1% | 13.5% |
90万円台 | 14件 | 6.4% | 5.1% |
100万円以上 | 10件 | 4.6% | 6.3% |
出典:フリコン「RPAのフリーランス案件・求人一覧」の単価帯別件数を当社集計(2026年10月5日取得)。帯は各案件の募集単価レンジの上限値で分類しています。掲載時の募集単価であり、成約単価ではありません。
上限60万〜70万円台に約65%が集まり、上限100万円以上は5%前後という分布です。案件カードの単価レンジの中央値は、募集中で「55万〜65万円」、全期間で「60万〜70万円」でした。
全期間より募集中のほうが分布がやや低めです。ただし募集中の案件は時期の影響を受けやすく、この差から相場の下落とまでは言えません。
単価差は担当範囲の影響が大きい
案件名・概要の抜粋に出る語で分けると、単価の上限の中央値は次のようになりました(募集中218件)。
案件の特徴(抜粋に出る語) | 件数 | 上限の中央値 |
|---|---|---|
募集中のRPA案件全体 | 218件 | 65万円 |
保守・運用 | 88件 | 65万円 |
要件定義・ヒアリング | 37件 | 65万円 |
PMO・PM・リーダー・推進 | 37件 | 75万円 |
生成AI・AIエージェント等 | 8件 | 77.5万円 |
出典:上記と同じ案件ページのカード表示を当社集計(2026年10月5日取得)。カードの概要は抜粋のため、語の有無は案件内容のすべてを表しません。件数が少ない項目は参考値です。
要件定義に触れただけの案件は、全体と同じ水準でした。差が出たのは複数の部門やベンダーを束ねる推進役・PMOの案件です。経験年数や業界知識も単価に影響しますが、少なくとも今回の掲載データでは、ツール名より「どこまでの範囲を任されるか」の違いが単価差に表れやすい傾向が見られました。
生成AI関連の8件は上限60万〜120万円と幅が広く、上限90万円以上の3件のうち2件はITコンサルタントとしての業務改善・推進支援でした。AIの語が付くだけで単価が上がるわけではありません。
自分の経験でどのくらいの単価を狙えるか気になる方は、無料のフリーランスエンジニア単価診断で市場単価の目安を確認できます。単価を体系的に上げる考え方は『フリーランスエンジニアの単価相場と単価の上げ方』で整理しています。
ミニFAQ:月70万円なら年収はいくら?
月70万円で12か月稼働すると、売上は840万円です。ここから経費・税金・国民健康保険・国民年金を支払うため、会社員の額面年収とは比べられません。手取りの計算はフリーランスエンジニアの手取りを参考にしてください。
必要なスキル
RPAエンジニアに求められるスキルは、ツール操作・プログラミング・業務分析の3系統です。
RPAツールの操作スキル
まず、UiPath・WinActor・Power Automateのいずれかでシナリオを最後まで組み切れることが最低ラインです。公式の学習コンテンツとして、UiPathにはUiPath Academy、Power AutomateにはMicrosoft Learnがあり、独学の入口はそろっています。
プログラミング・データ操作
ローコード中心でも、次の場面ではプログラミング知識が要ります。
Excel VBAでの前処理・後処理(VBA案件の実情はVBA案件のフリーランス単価相場)
SQLでの参照系クエリ
正規表現でのログ抽出
RPAの実装に加えてAPI連携やデータ処理まで担当できる人は、システム間連携やAIとの接続部分まで任されやすくなります。
業務分析・コミュニケーション
差がつきやすいのがここです。RPAは現場が困っている業務を扱うため、現場に踏み込むヒアリング力が成果を左右します。要件を詰め切れないまま実装に入ると、例外処理で工数が膨らみ、見積もりが合わなくなります。
相性のよい周辺スキル
Power Platform全般(Power Apps・Power BI)
Microsoft 365の管理(Teams・SharePointなど)
業務システムの知識(ERP・SFA・会計)
AIエージェントの設計(AIエージェントとは)
AI時代のキャリア戦略
生成AIの登場で、「RPAはこの先どうなるのか」を気にする声は増えました。少なくともフリコンの掲載案件ベースでは、生成AI・AIエージェントに触れた案件はまだ少数です。全期間602件中9件(1.5%)、募集中218件中8件(3.7%)でした。
画面操作だけの自動化は差がつきにくい
一般に、画面操作を組むだけの実装は差別化しにくいと言われます。ローコードツールの普及と生成AIによるスクリプト生成で、実装のハードルが下がっているためです。掲載データでも、単価差はツール名より推進・PMOといった担当範囲の側に出ていました。
伸ばしたいのは「判断と実行のつなぎ目」
今後の伸びしろとして語られることが多いのは、次のような領域です。
AI-OCRで読み取った帳票データを、RPAで業務システムに入力する処理
生成AIが判断・分類した結果を、RPAが実行する連携
チャットからの依頼を受けて、起票から処理までを一続きで動かすワークフロー
CursorやGitHub CopilotのようなAIツールを、開発工程そのものに取り入れる動き
RPAエンジニアが伸ばしたいのは、「AIが判断した結果を業務システムに落とし込む部分」を設計・実装できる力です。ただし前の章のとおり、単価への効き方はAIの経験より担当範囲のほうが大きく出ています。AIは推進役・PMOへ広げる際の武器として足すのが現実的です。
ミニFAQ:どの方向にスキルを広げるべき?
保守中心から抜けたいなら、要件定義の経験を積んだうえで、複数部門の自動化を束ねる推進役・PMOへ広げるのが単価に効きやすい方向です。技術面ではPython・クラウド・AI連携を足すと、任される範囲が広がります。PMOの単価感はフリーランスPMOの単価相場で確認できます。
案件動向と獲得ルート
業界とリモートの傾向
募集中のRPA案件218件の案件名・概要では、銀行・保険・証券・カードなど金融系に触れた案件が15.6%、製造・メーカーが8.3%、SAP・ERP・基幹システムが6.0%でした。
働き方では、フルリモートを明記した案件が11.0%、一部リモートが38.1%です。残りの約半数は案件名・概要にリモートの記載がなく、出社の頻度は面談で確かめるまで分からない案件が多いと考えておくのが安全です。
フリーランスの案件獲得ルート
エージェント経由:案件数が多く、単価交渉も任せられる
SES企業からの独立:既存の取引先との関係を引き継げるケースがある
クラウドソーシング:短期の小さな案件はあるが、単価は伸びにくい
直接契約:業務改善のコンサルとセットで受けられると単価が上がりやすい
はじめての方は、フリーランスエンジニアの営業方法やフリーランスエージェントとの面談が参考になります。単価・稼働・スキルのどれを優先して案件を選ぶかは、案件の選び方で整理しています。
RPAエンジニアになるには
未経験からのステップ
未経験から目指す場合は、次の順で進めるのが現実的です。事務改善に携わった経験がある人や、Excel VBAに触れたことがある人は入りやすいルートです。
UiPathまたはPower Automateの公式学習コンテンツで、基本操作を一通り学ぶ
Excel VBAかPythonで、簡単な自動化スクリプトを書けるようにする
自分の業務や身近な事務作業を、実際にロボット化してみる
公式の認定資格で、スキルを客観的に示す
正社員・SESなどで、要件定義から保守までを一通り経験する
実務経験を積んでから、フリーランスとして独立する
自分で組んだ自動化の事例を1つでも持っていると、面接や案件面談で説明しやすくなります。
経験者からの参入
開発経験がある方は、業務システムの理解とヒアリング経験を強みにすると、要件定義から入りやすくなります。ITコンサルやSAPなど業務系プロジェクトの経験は、推進役・PMOの案件で評価されやすい経験です。
相性のよい隣接職種
独立に向けた準備の全体像は、フリーランスエンジニアになるにはにまとめています。
よくある失敗と対策
失敗1:例外を詰めきらないまま実装に入る
ヒアリングでルールを聞き取れたつもりでも、実運用では例外が出ます。「例外に落ちた1件は人が引き取る」という運用を、要件定義の時点で合意しておくと手戻りが減ります。
失敗2:画面変更に弱いロボットを組む
ボタンの座標や画面の並び順だけで組むと、システムの画面変更で一斉に止まります。要素の属性や相対位置を使い、APIがあればAPI連携に寄せるのが安全です。
失敗3:保守の設計を後回しにする
作った本人しか触れないシナリオは、契約が終わったあとに問題になります。ドキュメント・ログ・命名規則を最初からそろえておくと、保守の契約も続きやすくなります。
失敗4:1つのツールの経験だけで案件を探す
UiPathのタグが付いた募集中の案件は119件です。WinActorやPower Automateも触れる状態にしておくと、応募できる案件の母数が増え、移行案件にも手を挙げられます。
まとめ
RPAエンジニアとは、定型業務をRPAツールで自動化し、業務分析から実装・保守までを担う職種です。フリコンの掲載データでは、フリーランス案件の中心は上限60万〜70万円台で、単価差はツールより担当範囲に表れやすい傾向がありました。
フリコンに掲載中のRPA案件は218件・平均月70万円(2026年10月5日時点)。全掲載の平均80万円より低め
募集単価の上限は60万円台が39.4%で最多、100万円以上は4.6%
ツール別の平均は月64万〜68万円で横並び。ツールは単価より応募できる案件の数に効く
PMO・リーダー・推進役に触れた案件は、上限の中央値が75万円と全体より高い
Power Automateに触れた案件の割合は、全期間9.0%に対し募集中では15.1%
生成AIに触れた案件はまだ3.7%。AIは担当範囲を広げる武器として足すのが現実的
次のステップとして、UiPathまたはPower Automateの公式学習を一通り終え、身近な業務を1つ自動化してみてください。募集中の案件はRPAの案件一覧で確認できます。単価の目安はフリーランスエンジニア単価診断でも確かめられます。
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よくある質問
RPAエンジニアは今から目指しても遅い?
遅いとまでは言えません。フリコンには募集中のRPA案件が218件あり、人材不足を導入課題に挙げる自治体もあります。ただし画面操作の自動化だけでは差がつきにくいため、業務分析やPython・AI連携まで広げる前提で学習計画を立てるのが現実的です。
未経験からフリーランスになれる?
いきなりのフリーランスはハードルが高い部類です。正社員やSESで1〜2年、実装から保守までを経験してから独立するのが現実的です。
資格は必要?
必須ではありません。UiPathにはUiPath認定資格プログラム、WinActorにはRPA技術者検定があり、実務経験が浅い段階では客観的な証明として使えます。周辺の資格はAI関連のおすすめ資格一覧やPython3エンジニア認定も参考になります。
リモートで働けるRPA案件はある?
あります。募集中のRPA案件では、フルリモートを明記した案件が11.0%、一部リモートが38.1%でした。出社の頻度は案件名だけでは分からないことが多いため、週あたりの出社日数を面談で確認してください。リモート案件全般の実情はフリーランスエンジニアのリモート案件の実際にまとめています。
RPA案件の単価は他の職種より低い?
フリコンの掲載データでは低めです。募集中のRPA案件の平均は月70万円で、全掲載案件の平均80万円を下回ります。保守・運用の比重が高い案件構成が影響している可能性があり、推進役・PMOまで担う案件では上限が上がる傾向があります。
UiPathとPower Automate、どちらを学ぶべき?
案件数だけならUiPathが優勢で、募集中で119件あります。Microsoft 365を使う企業の案件ではPower Automateへの言及も多く、UiPathからの移行案件もあります。最初の1つはUiPath、2つ目にPower Automateを足すと、応募できる案件の幅が広がります。
RPAエンジニアはAIに置き換えられる?
画面操作の自動化だけの仕事は、生成AIとローコードツールの進化で置き換えが進む可能性があります。業務ヒアリング・例外設計・運用設計は人の判断が残りやすい領域で、ここを担えるかどうかが分かれ目です。
会社員とフリーランス、どちらが得?
短期の収入はフリーランスが上振れしやすい一方、社会保険・退職金・案件が途切れるリスクを考えると単純比較はできません。フリーランスエンジニアと会社員の違いを参考に、働き方まで含めて判断してください。
RPA案件で英語力は求められる?
国内企業の案件が中心のため、必須ではありません。ただしUiPathの公式ドキュメントは英語版のほうが更新の早い場合があり、英文を読める程度の力があると調べものが速くなります。
RPAエンジニアから他の職種へ移れる?
ITコンサル、業務コンサル、PMO、AIエンジニア、データエンジニアへ広げやすい職種です。現場の業務を理解していること自体が資産になるため、上流寄りのキャリアと相性が良い部類です。
案件が途切れたときはどうすればいい?
保守案件を1本持っておくと、収入の谷を浅くできます。新規の案件探しと並行して、既存の取引先から追加の自動化を提案するのも有効です。営業の方法はフリーランスエンジニアの営業方法を参考にしてください。
スキルシートには何を書くべき?
使用ツール、自動化した業務の範囲、削減できた時間や件数、関わった工程の4点をセットで書くと伝わりやすくなります。書き方はスキルシートの書き方を参考にしてください。
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